e-scaleからの告知や、そのほか関わる活動の模様を紹介します。
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2021.08.25

キーボードならぬ「シーボード」
さてここ最近は素材のもの自体が鳴ってくれるアナログな楽器についてみておりましたが
デジタルなものもの何かないかとみておりましたところ
ここ4,5年ほど前から話題になっている一つの楽器を見つけました。
ROLI社が発売しているSeaboardというものです。
見た目は鍵盤楽器のようなものなのですが、全てゴムマットのようなラバーで覆われていて
音の境目を指でスライドできるといったものです。
音によっては、音階の境目がなくなめらかにフレーズがつながるといったものです。
しかも鍵盤を押さえた指を上下にスライドすることにより音色の効果を加えることができるといった
いわゆる従来の鍵盤が3Dなら、シーボードは5D表現ができるという謳い文句らしいです。
早速手に入れてみました。Seaboard RISE49
鍵盤のさわり心地はまぁ見た目の予想通りのゴムラバーって感じです。
素材はしっかりしているのですぐに傷んだり破れたりは大丈夫でしょうが、気温変化の激しい部屋に直射日光に晒したりしていると
すぐにだめになりそうなので、保管・設置は自室の日影になるところに置いたり、長期間使わない場合はケースにしまっておいたほうが良いでしょうね。
あとは、内部のセンサーが繊細みたいです。
最初に購入したものは、触っていないところがずっと判定されて一つの場所が押健している状態になっているという不具合が
ありましたが、購入した楽器店で1週間ほどで交換してもらえました。
こういったところはやはり中古より正規新品を買って正解だったと思っています。
もう一つ気なるところは、音がなめらかに演奏できるのは同じROLI社製のPC音源ソフトが中心ですので、他社の音源を利用するときは
設定をうまい具合にしてやる必要があったり、対応していない場合は普通の鍵盤と音が変わらなかったりするので注意です。
ただ鍵盤奏者が憧れがち(?)なギターのように指の微妙な触り心地で音に変化を与えられることが可能になるので
ギタープレイのようなフレージング、生楽器のような直線ではなく曲線を描くような音を奏でることができます。
これは僕がずっと理想に思っていた一つだったので満足しております。
演奏していて率直に感じたのは、従来のキーボード鍵盤では必ずあった押し込まれるまでのタイムラグがないことですね。
触ったら音がでますから(笑)
アフタータッチ完備なので、触った時と押し込んだ時で音が変わるのも良いですね。
ただ打鍵と表現されるような鍵盤を打つような感じはないので、演奏している感が薄いかもしれません。
まぁ極端に言えばゴムパッドを押さえているということですから。
ピアノに慣れている方ほど違和感大きいかもしれません。
今回の動画はこのシーボードを手に入れたいと思ったきっかけになったものです。
マルコ・パリス氏最高!7分13秒あたりからのリードソロは必聴です。
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