e-scaleからの告知や、そのほか関わる活動の模様を紹介します。
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2021.09.07
絡み合うリズムの魅力
さて、スタジオでテーマを決めずになんとなくセッションをしてみたりといったことも
するのですが、リズムの指標を建てるためのシンプルな機材を揃えたくて、
でもせっかくなのでなにか特化したというか本格的なものをということで
キックドラム専用音源を手に入れました。
KORG volca kickです。
なんと名前の通りキックドラムの音だけなります(笑
その分あらゆるキックドラムの音やキックドラムのためのあらゆるエフェクトやピッチ補正が掛けれます。
ダンスビート、ヒップホップなどで太いキックがほしいときなどにサブキックとしてトラックに重ねて使ったり
することが通な使い方みたいです。
リズムの指標に一つと思っていた程度の僕にとっては、それほど深い機能は触ることはなさそうですね。
さてさて、今回はその話がメインではなくて、複数のリズムを掛け合わすことで
偶発的にでも独特のノリが生まれることを最近感じてます。
たとえば、テンポの違う2つのメトロノームを鳴らすと少しトリッキーなリズムになりませんか?
でも、同じでないので2つの音は必ずどこかで交わろうとします。
その2つのリズムの感覚がだんだん近くなって、次はまた離れていって・・みたいなのが
ずっと続くリズム。不定期にみえて、実は定期的に同じリズムが生まれています。
これが同じテンポなら、ずっと並行でずっと同じなのですが、違うテンポというのがミソなんです。
わかりやすい実用例では、ポリリズムと言われる概念ですかね。
その感覚より細かな話では、4拍3連や4拍5連などなどノリは近い匂いがするかなぁと。
打楽器が中心のアフリカ音楽や、独特のノリがある音楽はすべて関係してそうですが
この微妙なリズムの差が混じり合った音楽には独特のノリがあるように感じます。
今回手に入れたキックドラムを4つ打ちで鳴らしっぱなしにして
あらゆる違う一定のリズムで演奏してみる。新しい世界が見えそうでないですか。
アフリカの民族音楽などもそういった違うリズムが交わって一つになっているようなので
実際の実用例があることを鑑みると、現代の音楽にも応用できる点はまだまだあるのではないでしょうかね。
と思って、フリーセッション楽しんでます。
今日の動画は、こんな僕の馬鹿げた話でも体験してみたいという方のために
メトロノームを複数持っていないって方用に、こちらとお手元のメトロノームと違うリズムで鳴らして見て下さい。
新しい世界は見えましたか。
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