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2021.09.14

デジタル・アナログ・2021

もう2021年ですね、、何を今更って感じでしょうが、
2000年をまたぐ90年代後半は色々とデジタル文化の普及が目まぐるしかったように
思うのは僕が歳をとっているからなのでしょうか。

当時「ミレニアム」という言葉でなんだか近未来を匂わすような
夢の2000年代という雰囲気で世間が騒がしかったと記憶しております。

そんなデジタルが新しい・近未来といった印象が強い時期だったように感じる
「ミレニアム」という区切りを経て、はや21年。

今はそんなデジタル世界も当たり前となり、様々な分野でアナログと言う面が見直されて
2000年以降生まれた若い世代にとっては、逆に新鮮と感じられるような面もあるようですが
僕もそんな2000年を跨いだ前後を知るものとして、デジタル・アナログの一方が良いという
考え方にあまりこだわらない方がきっと良いのかもと思っております。

現にアナログの方が人間味があるからなのか意外なものが急に人気になったりしますよね。
ピタゴラスイッチもその一つかなと思っています。

音楽・絵画・映画など芸術やメディアの部分ではその色が出ているような気もします。
描くといった分野では、デジタルの方が圧倒的に便利で純粋な彩色は鮮明できれいです。
パソコンの発達により、制限がどんどん解除され今やCGは必須スキルになりつつあるのですが
そんな中、ミュージックビデオで大量のプリンターを同期印刷して
背景の彩りをリアルタイムで彩るといったものがありました。

デジタル機器を利用していますが、大量の上に印字しているというアナログ要素をあえて使っているのが
かっこ良いと思いました。



映像こそ編集はされていますが、CGではなく実際にプリンターを壁のように並べて印刷しているのです。
証拠に床に印刷された紙が散らばってますよね。
(このecoと言われている中なかなかいろいろな意味で大胆ではありますが(汗)

僕自身コンピューターに触る機会が多いですが、デジタルの部分とアナログの部分の
バランスを感じつつ、独自の音楽観を作っていきたいなぁと思っています。