e-scaleロゴ

e-scaleでは、音楽制作や演奏活動を行っております。また、その音楽を通じて様々な人の繋がりを広げて行きたいと思っています。

e-scaleツイッター

e-scaleからの告知や、そのほか関わる活動の模様を紹介します。

月別一覧

2021.11.20

ドローン音

さて、先日シタールとタブラの奏者によるライブに足を運びました。

インドの北部で主に演奏されているようなシタールを中心とした音楽で
それぞれの生演奏を見たのは初めてで大変感銘を受けました。

本当はこっちの内容を中心に書くところではあったのですが、実は他に大変興味深いものを
見つけてしまい、今はこちらで頭がいっぱいのためその内容を記録しておくことにしました。

その二人の奏者が演奏するベースでずっと鳴らしていたシタールのドローン音でした。
いわゆるずっと音がなっているもので、本当は奏者がいると思うのですが、今回は
スマホのアプリで代用して鳴らされていたようです。

打ち込みでもなく、キーと雰囲気を指定したそのシタールの音源がなり続けるうえで
演奏をするのです。いわゆるなんとなくなっている音を聴きながら演奏するのですかね。

そういったものを総称でドローン音と呼ばれるものみたいですが、これが調べてみると
色々とあるようで。

今は、空中を飛ばしているラジコンで一気にドローンという言葉が大変メジャーになりましたが
本来の意味は「漂う」といったものみたいです。

ドローン音とはその意味の通り、ひたすらに漂っている音ということになるのでしょうか。

その中で僕が気になっているのがドローンシンセというジャンルの機種が存在したことです。
シンセサイザーとは演奏するために、鍵盤がついていたり鍵盤がついていないユニットタイプのものでも
結局音符データを伝送して、音階を鳴らすのがメインの使い方と思っていたのですが、
ひたすらに漂う音を鳴らすために設計された機種があるのですね(驚

また、これも録音した波形を鳴らし続けるといったものではなく、発振器で鳴らしているからこその
良さがあると思っています。そういう意味でもこういった実機というのは価値があることを感じ取れるセンスは大事にしたいですよね。

今回はそんなものがあるというのも含めて、動画をチョイスさせていただきました。
まだまだ知らないことがあるものですね。